和歌山のお祭り6選!!喧嘩祭りや笑い祭り!?各地の伝統行事と概要も紹介

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和歌山県の祭りは、地域の伝統や文化を色濃く反映したイベントで、毎年多くの観光客が訪れます。この記事では、2024年度の和歌山県各地で開催される注目の祭りを紹介します。

和歌山県の秋祭りの魅力とは?

和歌山の祭りは、収穫を祝うとともに、地域ごとの風習や神事が深く根付いています。その魅力を参考URLやメインの会場とともに紹介します。

和歌山市エリアの祭り紹介

和歌山3大祭り紀州東照宮【和歌祭】(5月中旬頃)


和歌祭は、毎年5月に紀州東照宮で行われる大祭で、別名「紀州の国祭」「天下祭」「権現祭」として親しまれています。

当時の紀州徳川家を中心に「株」と呼ばれる行列は、紀州の武勇や心意気を表現し、かつては海上での御関船も含まれていたもの、現在では陸上での渡御のみとなっております。

武士の時代が終わって、いくつかの「株」や技術の継承が難しくなっていますが、地元の人々や経済界の支援を受け、祭りの復興が図られています。 

紀州の次代を真剣に考える若者たちへの期待も高く、和歌祭は地域の誇りとして継承されています。 

参考URL

和歌浦漁港おっとっと広場、和歌浦漁港朝市、和歌浦天満宮等が見所です。行列の経路はこちらを参考にしてください。

和歌山3大祭り だんじりが魅せる【粉河祭】(5月中旬頃)

きしわだだんじり祭りのルーツとも言われているだんじり祭り。粉川産土神社の祭礼で、粉川とんまが通りを練り歩くお祭りです。

煌びやかに飾り付けられた迫力あるだんじりや、子供だんじりなども楽しめますよ。

参考URL

粉川とんまが通りが見所です。

日高・御坊エリアの祭り紹介

奇祭!県無形民俗芸能 丹生神社笑い祭(10月初旬)

全国的にも有名で、県無形民族芸能にも指定されている奇祭・「笑い祭」

その昔、全国の神様が出雲国へ集った時に、朝寝坊した丹生神社の守護神である丹生津姫命は、あわてて腰巻をお宮の樟の枝に引っかけて丸裸になってしまいました。恥ずかしくて神殿に閉じこもってしまった姫様を元気付けようと、先達(鈴振り)が道化た衣装と化粧で現われたのが始まりだとか。

皆で「笑え、笑え」と練り歩く光景を見て観客もついつい笑ってしまいます。

参考URL 場所

 喧嘩祭り!人を見たけりゃ御坊祭り(10月4日・5日)

「人を見たけりゃ御坊祭」と謳われるこの御坊祭りは、多くの見物を引きつける人気の客の祭りです。10月1日の幟立てから3日の肩慣らしを経て、4日の宵宮、そして5日別名「喧嘩祭り」とも呼ばれるこの祭りは、古いから氏子組同士の競争が繰り広げられ、力強い男たちの祭りとして知られています。 特に「四つ太鼓」と呼ばれる太鼓台が、勇壮で迫力ある姿で祭りの象徴となっており、白塗りの隈取をした子供を乗せて町を巡行します。指定された「けほん踊り」では、生花で飾られた笠と華やかな衣装をまとった踊り子達、威厳と恐怖を融合させた踊りを披露し、観客を楽しませました

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スケジュールは下記を参考にしてください。

4日

12:00~18:00 各組の宮入り(小竹八幡神社)

19:00~22:00 四ツ太鼓の合同行進(県道185号 18m道路 太洋化学北交差点付近から南へ500m)

5日

9:00~13:00 美浜町煙樹ヶ浜海岸(御旅所)へ渡御

13:00~15:00 けほん踊り、雀踊り、奴踊り、獅子舞などの奉納(小竹八幡神社)

15:00~24:00 各組の宮入り(小竹八幡神社)

田辺・白浜エリアの祭り紹介

和歌山三大祭り 紀南地方最大 田辺祭り(7月頃)

「田辺祭」は、毎年7月24日・25日に開催される鬪雞神社の例大祭で、紀南地方で最も盛大な祭りの一つです。旧城下町の各商人町からは、8基の「おかさ」と呼ばれる笠鉾が練り歩き、京都の祇園祭に似た華やかな風景が街を彩ります。

参考URL

闘鶏神社やその周辺が見所です。

新宮・串本エリアの祭り紹介

映画「溺れるナイフ」でも舞台になった お燈まつり(毎年2月6日)

白装束に荒縄を締めた約2000人の「上り子」が、松明を持って神倉山山頂から538段の石段を駆ける下り祭りは、勇壮な光景で知られています。なく、県外や観光客も参加可能ですが、女性禁止のため女性は参加できません。女性は沿道から見ることが許されています。

映画「溺れるナイフ」の舞台にもなったお祭りです。

「上り子」として参加する人は、身清めるために祭り一週間前から精進潔を行います。 この期間中は、白飯や豆腐、しらす、はんぺん、かまぼこなど、白いご飯しか口にできません。また、女性に触れることも禁じられています。

参考URL

神倉神社が見所です。

まとめ

2024年の和歌山県の秋祭りは、地域の伝統と文化を感じる絶好の機会です。 ぜひご家族や友人と一緒に訪れ、和歌山を満喫してください!